以前、外国人講師(アメリカ人)にも来ていただき特に“話す”“聞く”の力を高めるための指導をしていました。しかし、その先生は家事都合で帰国し、ＪＴ(日本人教師)のみの英語授業を進めてきました。もちろんネイティブスピーカーのＡＬＴを探してきましたがなかなか見つかりませんでした。
しかし、ある日隣の店(村井「萬香園」のお茶屋さん)に男の外国人観光客がやって来ました。聞くところによりますと京都の大学に留学しているフィンランド人ということでした。これ幸いにともし時間が許せば当塾の英語の授業に参加していただけないかと依頼するや快く受けていただき短時間でしたが小学生と中１の授業に来ていただきました。子供たちは恥ずかしながらも一生懸命に伝えようとし、彼の訪問が大きな刺激となったことは間違えありませんでした。
そこでＡＬＴを探すことも大事ですが、今ある環境を生かし切ることで新たな授業の創造につなげることも可能だということに気付かされました。また引いて言えばこうしたことも当塾のイノベーションの一つになるのではとの思いにもなりました。
これからもちょっとしたことを大事にしていきたいと心を新たにしました。